前回の更新から大分間が空いてしまい申し訳ありません。
引き続き「本棚」の話をしていこうと思うのですが、今月初めにv7.0.3をリリースし、皆様から頂戴しているご意見の反映、またバグ含めての改修を進めております。改修予定につきましては以下をご参照ください。
本棚リニューアルおよびアプリの更新情報について(3/24更新)│電子書籍ストア - BOOK☆WALKER
さて前回の続きですが、今回「本棚」プロジェクトにかかわるのはGoodpatch Anywhereという部門で、出社するオフィスがあるわけではなく、本件でいえば北海道から関西に至る各メンバーのご自宅を拠点として活動されている方々でした。2020年の緊急事態宣言を受けて急速に普及したテレワーク(弊社も9割方テレワークに切り替わりました)の働き方を、ずっと以前から実践されている皆さんなのでした。
皆さんが遠隔地からこのプロジェクトに参画するということは事前に知っていたのですが、だからこそ数少ないリアルに顔を合わせる機会を最大限活用する、ということに思い至ってなかったわけです。
急遽私を含めてメンバーの会議予定を組み替えて、終日キックオフとしてのヒアリングやディスカッションが早速開始されたのでした
こうしてドタバタ気味に始まったキックオフ。初日のワークショップで、「本棚」リニューアルとどまらず、私たちBOOK☆WALKERの目指すところもガンガン俎上に乗せて話が進みます。
へとへとになりながら、いい汗かいた!といった高揚感と、これからのプロジェクトへのやる気と、いったいどうなるんだろという想いと色々交錯しながら初日の打ち上げを追えたのでした。
さてオンラインで続くプロジェクトの会議では、いよいよ「本棚」のデザインの話にと思ったら…
- なんで「本棚」を直すのですか?
- そもそも「本棚」とはなんですか?
- BOOK☆WALKERというサービスは何を目指しているんですか?
矢継ぎ早に問いかけられる問いに、様々な考えが思い浮かぶものの、いざ言葉にすると出てこないものなんだなあというのを思い知らされる日々でした。
裏を返せばGoodpatchの皆さんは、BOOK☆WALKERサービスに本気で取り組むのですから、10年分の蓄積に一刻も早く追いつくためにそれはそれは必死に取り組んでいただいていたのでした。
こんな感じで始まった1年以上の「本棚」改善の取り組み、裏話を話し出せばきりがなく、改めてこのブログなりでエピソードをご紹介する機会も来ると思うのですが、次回は別のお話をしたく思います。