【裏話】「マキとマミとブックウォーカーと」が生まれるまで。

代表取締役の橋場です。こんにちは。

(今回は全然Techでもデザインに関する話でも無いです。あしからず。)

先日無事に採用サイト向けオリジナル漫画「マキとマミとブックウォーカーと」が完結しました。作家の町田先生にも素敵な”あとがき”も書いていただきました。あとがきを読んだ従業員から「この漫画がどのような経緯で誕生したのか」ということについて知りたいという声があがりましたので、僭越ながら私がその当時を振り返りさせていただきます。

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1.なぜこの漫画が生まれたのか?

その当時(今もですが)ブックウォーカーでは絶賛メンバー募集中だったのですが、どうにも採用に苦戦していました。会社としては採用力強化を掲げている中、中途で入ってきてくれたメンバーにも色々ヒヤリングしていた所「応募前に、会社の中の事を知る情報があまりにも少ない」「他社サイトに掲載された従業員のインタビュー記事を検索して発見し、そこでブックウォーカーの中の雰囲気を知った」という意見を沢山頂きました。

そう、その当時はコーポレートサイトもそこまで拡充させておらず、また採用サイトもまだまだ情報量が足りないと思っていたのもあり、どうやって会社の中の雰囲気を間違いなく伝えられるだろうか?と悩んでいたのです。

ブックウォーカー社では「(作家と読者の)好きと好きを繋げる」というテーマを掲げています。(2021年3月はちょうど10周年記念でCM動画を作成したタイミングでもあり、コーポレートメッセージの発信強化もしていました。)

※CM動画は権利の関係上現在非公開となっております。

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そんな中、働いている従業員にとっても会社そのものが自分の「好き」が自由に気兼ねなく発信できる場所であって欲しいと思っていて、何となく会社のカラーというかカルチャーってこんな感じだよなと思っていたのを「言語化」する必要も出てきた時に、私が出会ったマンガが「マキとマミ」だったのです。

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2.町田先生にオファーして連載が開始されるまで

ちょうど昨年の年末年始に私が「マキとマミ」に出会い、「まさにブックウォーカー社そのものなんじゃないか」と感じ、思い立ったら吉日で、KADOKAWAのコミックジーン編集長に連絡したのが2021/1/20。

その翌日には町田先生から一度お話しを伺いたい、という前向きなご回答を頂き、1/21には正式の企画書を送付(この辺は先生の"あとがき"に書いてある通りです)。3月には第一話が掲載される、というスピード感のあるプロジェクトになりました。

社内の広報チームにとっては、採用サイトの構築と平行しての作業だったのでとっても大変だったと思いますが、採用サイトとあわせて「どのような人がどのように働いているか」をわかりやすく伝えられる良いものが出来たと思っています。

 

3.もともとはもっと短い予定だったのに

当初は3話(現在掲載話の1,2,10話)程度で、ということで進めていたのですが、町田先生からのアイデアも含め、ブックウォーカー社としても、こんな人もあんな人もいるし、こんなエピソードも入れたい、と、どんどん内容が膨らんでいきました。であれば、就業を希望してくれている人がどんな情報が欲しいか、という点もリサーチして毎月更新かつ十分なページ数で作品を提供しよう、となりました。

町田先生はその間に新連載も始まり大変だったかと思いますが、毎月の〆切含めて、そして従業員へのインタビューなども精力的に協力いただいた事に感謝しています。

 

ということで手前味噌ではありますが、一つの作品として見てもとても面白く、またブックウォーカー社を知ってもらうのに大変有用な作品ができあがったと思っています。そして書いてある内容は誇張もなく、また偽りもございません。是非とも就業希望の方はこの漫画を読んでもらえると良いと思います。

 

ちなみにタイトルである「マミとマキとブックウォーカーと」の最後の「と」には"and you"という意味が込められています。ブックウォーカー社では、エンジニア、デザイナーに限らず、様々な職種を募集しています。会社のカルチャーに賛同していただいた方、是非とも採用サイトからのご応募お待ちしております!