学び続けるための小さな工夫

デザイナーの宮下です。

ブックウォーカーストアの特設サイト等、主にWEBデザイン、グラフィックデザインを担当しています。

 

突然ですが皆さんは学習が好きでしょうか?得意でしょうか?

得意な方ももちろん沢山いると思います。素晴らしいです。

 

ですが私は正直に言って学習が得意ではありません。変化の激しい業界で働きながら、どこか学びに追いつけていない感覚に悩むこともあります。

しかし、デザイナーとしてやっていくには、常に新しい知識やスキルを身につけていかなければならないのが現実です。

今回は私のように学習が苦手。気が重い。という方向けに(そんな人いるのか。。。)

苦手だからといって逃げられない、この「学び続ける」という課題について、私なりに考えながら取り組んでいる事を書いていきます。

◾️まずは軽い気持ちで知ってみる

まず、学習の一歩目を踏み出す事が大事です。

とりあえず「知る」「見る」「聞く」だけでいい。忘れても構わない。

脳の片隅に何かしらの記憶の断片があれば、必要な場面で思い出し、調べる事ができます。それだけでも充分学習の効果が出ている。

そうやって気持ちのハードルを極力下げることを考えています。

また、”とりあえず「知る」「見る」「聞く」だけでいい。”のであれば、普段の生活で意識しているだけでも、沢山の情報に触れることができるので自然と学習の一歩目は踏み出せています。

◾️小さい事を一つでいいのでやってみる

デザイナーをやっていても、苦手なデザイン業務はあります。

私は特にコーディングに対して苦手意識が強いです。

「学習が苦手」と同じで極力気持ちのハードルを下げる事が大事です!

とりあえず世の中の素敵なwebサイトを眺めて、次回のサイトデザインで「コレを真似したい!」「やってみたい!」と思うアニメーションや、デザイン表現を普段から見繕っておきます。

次のコーディング作業でそれを一つ実装する。小さい事でも前回はできていなかった事が今回はできた。それは学習の成果ですし成長です。

◾️チームから学ぶことで視野が広がる

デザイナーだけで仕事が完結することはありません。一緒に仕事をする他職種のメンバーとコミュニケーションを図りながら業務を行います。

特設サイトを作成する場合でも、必ずサイトの企画、目的や目標が存在し、目標達成の指標とその計り方を意識する事で視野が広がります。

職能の違うメンバーとの協業は自分の主領域でない分野について生まれる疑問も沢山発生します。

「わからない事」は勇気を出して聞いてみる。そして自分でも調べてみる。

疑問を解決するために起こす行動も学習です。

単にデザインを提供するだけでなく、他職種の考えを理解しようと自分が少し行動に移す事で、より業務が円滑になり、より良い結果に結びつくと私は考えています。

◾️最後に

普段から少し意識することで学習として積み上げる事ができます。ゆっくりですが何かしら結果につながり、自分の成長を実感できます。

焦らずに学び続ける姿勢を持つことで、新しいスキルや考え方を身につけ、これからもユーザーにとって価値のあるデザインを提供できるデザイナーを目指したいと思います。学習が苦手な方も一緒に少しずつ頑張りましょう!