adobeMAX Japan 2023に参加しました

こんにちは、デザイナーのNです。

2023年11月に初めてadobe MAX Japan2023に参加しました!
今回はその時のレポートをお届けいたします。

adobeMAXとは

グラフィックデザイン、写真、Web制作、UI/UXデザイン、映像制作、3D制作などに携わるクリエイターの方、およびそれらを目指す方が楽しめる「クリエイターの祭典」。クリエイターの方々と交流してインスピレーションを得ることができる日本最大級のクリエイティブイベント。

公式サイトより抜粋

 

日時:2023年11月16日(木)10:00-20:00

会場:東京ビッグサイト 南展示棟

 

セミナー参加やブースの見学だけでなく、参加者とプロフィールを交換して交流することができます。日常では知り合えないクリエーターの方とも交流できるのは滅多にない機会と言えます。

 

ビックサイトにさえ到着すれば人の流れる方へ歩けば問題ないと思っていましたが、当日は他のイベントも開催されていたので危うく違う会場に流されてしまいそうになりましたた…!私が人の流れに身を任せていたら一緒に参加した恩人が正解の会場へ誘導してくれたので無事イベント開始時間に会場に到着できました。感謝!

 

当日のスケジュール

10:00〜11:30 KEY NOTE
13:10〜14:00 ★生成AI、実践しながらの紹介★
       ベテランほど知らずに損してる☆
       IllustratorとPhotoshopの新常識【AI時代編】
14:30〜15:20 ★実例で紹介★
       BADUI: 失敗から学ぶユーザインタフェース
15:50〜16:40 ★実例で紹介★
       UXリサーチによるWeb構築事例「手のひらのセントレア」
17:10〜18:00 ★photoshop素材から動くバナーまでを実践しながら作成★
       Photoshop×After Effectsで実現する新たな表現

 

セミナーの合間にお昼休憩をとって隙間時間には企業ブースを覗いたりと休憩時間はほとんど取らない1日となりました。

 

イベントの内容

KEY NOTE

KEY NOTEでは英語でのスピーチもありましたが専用の端末で同時通訳を聞くことができたので「わからない」などのストレスを感じることはありません。その後に参加したセミナーではKEY NOTEで紹介された機能を深堀して、さらに理解を深めていける内容となっていました。

 

生成AIの発展など、新機能はもちろんすごい!のですが、生成がうまくいかないこともあります。そんなつまずいてしまいそうなポイントはセミナーに参加して知見を得ることができました。

 

例えば、photoshopではプロンプトに何も入力せずに生成を行うことが可能ですが、うまくいかないことがあるようです。その時は「.」(ドット)を入力すると生成がうまくとのことです。

 

他に先に知れてよかったなと思った情報は「生成拡張した場合、元の造形と一部が変わってしまう場合がある」ということです。全体的にキレイに仕上がってしまうと細かい部分を見落としたりしてしまうことがあります。しっかり例を示して「変わってしまった造形」を見たことによって、気をつけなかればと意識することができます。完成したイメージの中で、変わってしまってはいけない部分に変更が加えられていないか見逃さないように注意が必要ですね。


失敗に学ぶインタフェース事例の紹介やUXリサーチの手法・結果をどうwebページに反映するかという考え方は、デザインに対する捉え方としてとても参考になりました。つい、良いなと思うデザインをみて参考にしてしまいますが、実は「BAD」と思うものから学ぶことも多いのですよね。実際にあるもの、やったことをベースにお話を聞くことができたのでその結果を実感として捉えることができました。

 

企業ブースではMORISAWAがフォントをデザインしたグッズの展示を行なっていたり、大塚商会では蛍光色をプリントできるプリンターの紹介を行なっていたりと各企業イチオシの情報を得ることもできました。
見覚えのあるフォントを使用したグッズを目にすると販売していないのかしら?と物欲を刺激され、蛍光色のプリントはこんなに簡単にできるんだ!と技術の進化に驚かされました。
普段は印刷物の制作はありませんが、こんな発色の良いプリントができたら制作楽しいだろうなと刺激を受けました。

【左】MORIWASA 【右】大塚商会



感想

会場に足を踏み入れた瞬間からイベントの盛り上がりを感じて、まるで音楽フェスに参加ているような感覚でした。


今回初めて参加したadobe MAX Japan2023では、新技術を知ることはもちろん、セミナーに参加することでつまずきポイント情報を得たりことができました。情報収集がヘタクソな私は、便利で簡単な加工技術をイベント参加するだけで知ることができるのがとてもありがたかったです!また、興味の範囲外だったこともイベントに参加することで知ることで興味が持てたりと得るものがとても多かったです。こんなことができる、こんな技術があるという情報を知っているだけで助けられることはよくありますが、そんな情報をたくさん知ることができました。私のような情報収集が苦手な人にこそ是非参加してほしいイベントだったなと感じています。

もちろん、他にも様々なイベントやセミナーは開催されているので今後も(興味の範囲外と感じてもなるべくテーマを限定せずに)参加しようと思います。今回参加したセミナーの中でとてもお話の上手な講師の方がいらしたので、その方のセミナーチェックは忘れないようにしないと…!

 

最後に、セミナーとは別のイベント情報のご紹介。今回の会場では、休憩場所があまり多くなかったのでタイミングによってはお昼ご飯や休憩をとる場所がなかなか見つからないかもしれません。(私の場合、お昼休憩のタイミングで運良く1席休憩スペースが空いていたのでギリギリ座れました)
今後、イベントに参加される方の参考になると嬉しいです。