こんにちは。サービスデザイン部でUXデザインをしているNです(先日エムさんのブログに登場しました)。
ブックウォーカーでサービスデザイン部に配属になって以来感じていることがあります。
それは個々のデザイナーの向上心がとても強いということ。
ブックウォーカーのサービスデザイン部では、デザイナー全員のスキルの底上げを図るため、定期的に勉強会や読書会が開催されています。
しかしそれだけでは飽き足らず、デザイナー各自が新しい知識や技術などの情報をひろってきてはSlackで共有したり、LTを行ったりしています。
そこで私はふと思いました。
「そんな新しいネタ・役立つネタを、みんなどこでどうやって仕入れてくるのだろう?」
今回はこの疑問を4名のデザイナーにぶつけてみました。
宮下さん(グラフィックデザイナー)
アイデアの作り方やレイアウトの参考になる書籍の紹介など、デザインするうえで役立つLTをしてくださる宮下さん。
Slackの個人チャンネルにお邪魔してみると、宮下さん自身が興味をひかれたデザインや小ネタなども共有されています。
そうした情報はどこから?
―――始業するとまず一番はじめに、デザインに関するまとめサイトなどを意識して見に行くように習慣づけています。そうすることで自分の気持ちをあげて、業務に取り組むことができるので。
そうしてよいデザインやアイデアをみつけると、自分のための覚書としてSlackに書くようにしています。書くと記憶に残りやすいです。
宮下さんがよく見ていると教えてくれたサイトはこちら
宮下さんが書いた記事はこちら
田中さん(UIデザイナー)
UIデザイナーでありつつも、UXデザイナーの勉強会にも積極的に参加するなど、意欲的に新しい知識・経験を得ようとしているのが遠目からもわかる田中さん。
SlackでFigmaのアップデート情報などをすかさず共有してくれます。
情報はどこからどうやって仕入れてくるのですか?
―――noteとX(旧Twitter)をみています。
読んだ記事に関連するものがどんどん表示されるので、そのなかから興味をもったものを読んで、トピックを把握し、生かせそうなネタを見つけています。
さらに体系的に知識を得たいときは本を読みます。
漫然と勉強をしているな…と感じていた時、「2030年に必要とされるスキル」という記事を読んだのですが、そのなかで必要とされるスキル1位に「戦略的学習力」が挙げられていて。自分も戦略的学習力を高めていく必要がある、という課題を感じているところです。
Figmaに関してはファン的な精神で追いかけていますね。
田中さんが書いた記事はこちら
むむさん(UXデザイナー)
経験も知識も豊富で、チームの先頭に立ってばりばりと案件を推進しているむむさん。そんなむむさんはさらに貪欲に新たなことを学んでいる様子。
先日は「ジョブ理論」で担当サービスを分析しているのをみかけました。
どんなとっかかりで新しいことを学んでいるのでしょう?
―――業務内容に応じて勉強します。
業務中によくわからない単語がでてきたらメモしておいて調べ、調べるとさらにわからない単語がでてくるのでそれも深ぼりして。
もっと知識を得たいときはウェビナーを探して、再生速度をあげてどんどん視聴します。
X(旧Twitter)でUXの話をしている人で、学びが多いと感じた人(https://twitter.com/kajikentなど)をフォローして情報を得ていたりもしますね。
むむさんのXはこちら
むむさんが書いた記事はこちら
荒木さん(UXデザイナー)
グラフィックデザイナー、UIデザイナーを経て、現在はUXデザイナーとして業務に取り組んでいる荒木さん。
自ら進んでPOの役割にもチャレンジするなど、新しい取り組みへの熱意に溢れているのをいつも感じます。
荒木さんはどのようにして新しい学びを得ていますか?
―――noteで、同じものを目指している人の記事を読んでいます。
自分で学びたいと思ったもの、知りたいと思った物事が学びの起点になりますね。
社内のSlackでみかける同僚からの情報もきっかけになります。
あとは悩み特化型で本を探します。まったく知らないものについての基礎知識は本で学ぶことが多いです。
しかしスキルが身につくのを待っていてもだめで、実践することが必要だと思っています。
荒木さんが書いた記事はこちら
インタビューを終えて
ネタ元を聞き出そうとしてはじめた今回のインタビュー。終えてみてわかったことは、全員がただネタを拾ってくるだけでなく、もう一歩先を見据えて、行動につなげているということでした。
デザインの世界は絶えず変化し、進化しています。そのことに面白さを感じ情熱を持ち続けることが、デザイナーにとってひとつの欠かせないスキルであると改めて感じました。私も成長し続けることを忘れないようにしたいと思います。
ご協力・ご回答くださった宮下さん・田中さん・むむさん・荒木さん、ありがとうございました!
最後に
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意欲の高い仲間とともに学びあえる環境で、領域にとらわれず広く活躍してみたい方!専門性を高めていきたい方!ぜひ一度採用情報ページをのぞいてみてください。