こんにちは、デザイナーの丹上です。
以前はUXUI課(旧)に所属していました。
現在は体制変更などによりクリエイティブ課に異動しています。
希望により課を移ることができるのもブックウォーカーのいいところですね。
UXUI課(旧)では画面設計がメインでしたが、
クリエイティブ課ではグラフィカルなデザインやマークアップをメインで担当しています。
個人的にはマークアップが好きなのでまたできるようになって嬉しいです。
課を異動したので、せっかくなのでそれぞれの課での社内デザインレビューについてご紹介したいと思います。
ブックウォーカーでの使用用語の定義について
実際の工程を紹介する前にこのブログで使う言葉を定義しておきます。
大体以下の意味で使っています。
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同期レビュー
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レビューして欲しいメンバーを呼んでその場で指摘してもらう
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非同期レビュー
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slackでレビュー依頼を投げて指定時間までに各々コメントしてもらう
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レビュー会場
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Figmaの対象ページのこと
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コメントが残せるので便利
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LGTM
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「Looks Good To Me」の略。「良さそうです」の意味。
- 本来はGitHubなどでプルリクエストをレビューした時に使われるが、ブックウォーカーではデザイナーのレビューでも使っている
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以上を踏まえて実際に紹介していきます!
UXUI課(旧)の場合
基本的にUIやUXは関係する部署や影響範囲が大きいので、
だいたい同期レビューでした。詳細は以下の通りです。
- デザインした当人が事前に必要なメンバーのスケジュールを押さえる
- スケジュール時間になったらレビュー会場で画面共有しながら始める
- 当日の司会進行も当人が進める
- デザインの意図や背景、レビューしてほしいポイントなどを説明
- 参加者から付箋やコメントを貼ってもらったり、意見を聞いたりする
- それらの意見やアドバイスを当人が取捨選択して修正に反映する
- 修正内容を再レビュー
- (1に戻る)
- レビューが通ったら次の工程に引き渡し
- (デザイナー2人以上のLGTMがもらえたらOK)
クリエイティブ課の場合
基本的にバナーやマークアップが多いので、だいたい非同期レビューです。
LPのデザインは、同期レビューと非同期レビュー半々です。
非同期レビューの詳細は以下の通りです。
- デザインした当人がレビュー会場を整える
- 当人がslackのレビューチャンネルに依頼を投げる
- その際、いつまでに見て欲しいか期限も記載必須
- 場合によってデザインの意図や背景、レビューしてほしいポイントなどを説明(バナーは大体原稿通りなのでカット可能)
- 他のデザイナーが各々のタイミングでレビュー会場を見てコメントする
- それらの意見やアドバイスを当人が取捨選択して修正に反映する
- 指摘してくれたデザイナーにメンションを付けてslackで再度レビュー依頼する
- LGTMがもらえたら当人が担当者に納品する
- (基本的にはデザイナー2人以上のLGTMがもらえたらOK)
- (みんな見るのが早いので大体6〜7人くらいからLGTMがもらえる)
それぞれ仕事の分類によってレビュー方法を最適化しています。
どちらの課もメンバーから勉強になる意見やアドバイスがもらえて、
良いブラッシュアップに繋がっていると思います。
おまけ
最後に私がレビューしてもらう際とレビューする際に気を付けていることを記載します。
レビューしてもらう際
「どこを迷っている」のか、「どうしたかったけどうまく表現できない」など、
事前に自分の中のもやもやを打ち明けてヒントをもらえるように意識しています。
レビューする際
「どうしたらもっと良くなるか」の視点で見ています。
指摘する際はなるべく誤解を生まないように柔らかい表現や絵文字を使って温度感を作るように意識しています。私自身、正論なんだけど鋭く指摘されるとなんか傷つくので・・・。
まとめ
何年経ってもレビューされる時もレビューする時も緊張しますね!
クリエイティブ課もUXUI課(旧)の時もそうなのですが、
レビューの際に「ここがこう素敵!」とか「この表現好きです!」とか感想ももらえるのが自分的にはモチベーションにも繋がっています。
ブックウォーカーのレビューはあったけえです。
ブックウォーカーの「社内のデザインレビューのあれそれ」はいかがだったでしょうか?
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