制作過程で迷子にならない工夫

はじめまして!デザイナーの大林です。主にバナーやLPのビジュアルデザインを担当しております。

みなさんはデザイン着手後に、レイアウトがうまく行かない、なんかイマイチ、そもそもどうしたいんだっけ…などといった「デザイン迷子」の状態、ご経験がありますでしょうか?
私はデザイナー歴6年ですが、未だに迷子になることがあります。
そこで今回は、ちょいちょい迷走する私が行う「デザイン迷子対策」をご紹介したいと思います!

 

 

1:ターゲット像、デザイン構成を文章に起こす

これはデザイナーとして当然のことではあるのですが、バナーなど制作前からターゲットが明確な場合についつい省いてしまうことがあります。そして迷う時は迷います。そんな時、ある程度文章として「ターゲット、構成、与えたい印象」をメモしておくと解決への近道になります。
ここでは私が作成したバナーを事例として載せておきます。

制作前のメモ

 

2:手描きラフを描く、思ったことをメモる

私は制作物の難易度に関わらず必ず紙にラフを描きます。なぜなら、紙に描くことができないデザインはPCでも作れないからです。レイアウトや色の見せたい雰囲気、考慮しなくてはいけない汎用性など、デザイン上で向かっていきたい表現が脳内でクリアになるので「これならいけるぞ!」という手応えを感じます。後は脳内イメージに寄せていくだけなので、迷子になることがなくなります。

ラフとメモ

 

3:世界観の創造主だと思い込む

厨二臭くて恥ずかしいですが、これが結構大事なんです。

こうすることでゾーンに入り集中して作業に取り組める気がします。

「このアートボードが世界の全て。ここに世界を創る」そんな気持ちで丁寧に作っています。このアートボードに住めるくらいの自信を持って提出したいですからね。
ちなみに、このバナーは制作時のbgmにジュラシック・パークやバック・トゥ・ザ・フューチャーを流して圧倒的なスケールのドラマを感じながら制作しました。

ゾーンに入ったデザイナーは迷わないですからね!

完成したバナー

タダ〜ン♪完成です!想像通りに制作することができました。迷子対策のおかげですね!

最後に

「制作過程で迷子にならない工夫」いかがだったでしょうか?制作する方々のご参考にちょっとでもなれば幸いです。

また、ブックウォーカーではデザイナー・エンジニアの仲間を募集しています!

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