2023 デザイントレンド考察

こんにちは!デザイナーのOです。
さて2023年も半年過ぎてますが、今年のトレンドについて考えてみたいと思います。
既に昨年の年末辺りから各所で予測がされていますね。たくさんの予想がされていますが3つに絞ってピックアップしてみました。

その1:クレイモーフィズム/3Dぽい要素

クレイモーフィズムは、クレイ(粘土)のようなマットな質感に、膨らんだ丸みのある3D要素を特徴としたデザインですが今年流行すると予測されています。

これらがなぜ去年辺りから出てきたのかという背景ですが、近年のメタバース人気・期待への布石からこのようなスタイルが波及するようになったと推測されています。もしそうだとすると、昨年度にメタバースが大きく頓挫してしまい現在迷走していることを考えるとこれらのトレンドは割と早めに収束する可能性がありますね。

しかしメタバースも今年どのようなテコ入れをしてくるのか。それによってデザイン界への影響度も変化していきそうですね!また本格的に開始されたら、メタバース内のトレンドが現実世界のトレンドにより大きく影響を与える事も予想されます。

その2:引き続きダークモード

UI的にはダークモードがトレンドを継続し続けるという予測が多い印象です。トレンドが継続している理由を考えてみたのですが、コンテンツ/見ているものへの没入感や余計な情報が目に止まりづらい状態を多くのユーザーが望んでいる結果なのかな?とも考えました。見ているコンテンツを邪魔しないよう自然な形で溶け込んでいく=UIとコンテンツの仕切り/境界線が見えない(見えづらい)状態の進化は今後加速していくとも言われています。

webデザイン全般にどのように影響を与えていくのかこの動きに今後も注目ですね。

その3:去年騒がせたあの件は今年も気になる

去年の大きなニュースとしましては「AIによるイラスト制作」だったのではないでしょうか?これが大きく波及すると、いずれはデザインもAIで作成されるのでは、、、などと皆さんも想像したことと思います。

ですがここに来て大きな問題が発生しているようです。なんとAIがクロールして作品を情報収集されたイラストレーターが著作権侵害で訴えたそうです。検索すると自分の作品(ぽいものと本当の自分の作品)が大量に出てくるのだとか。。。(*アメリカでの出来事です)

確かに膨大な情報を収集して学習させる事により成り立っているので、いずれ表面化するのでは?と予想されていましたが、この問題をどうクリアしていくのかによって、その後の研究/ソフト化の方向性も決まっていくのかもしれないですね。
加速度的な進化を見せるAIですが、今年もその動きを見逃せません。

まとめ:新技術がデザインに影響を与えているのは確か

VRやメタバース、AIなどの新技術とデザイン/トレンドとの関連するものを無意識的に選んでしまいましたが、やはりデザインを大きく変える可能性は、これら新技術との関連から生まれてくるのだなと再認識しました。
いずれは直接的にそれら新技術へのデザインが発注される日も近いかも?

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