UIデザイナーへの転職:1年目を振り返ってみた

こんにちは。

デザインチームのNです。

前回の記事では、UXデザインプロフェッショナル認定(Google UX Design Professional Certificate)について感想を書きました。今回は、入社1年目の振り返りをしていこうと思います。

目次:

自己紹介

 

今までの人生の中で一番時の流れが速い1年だったなとしみじみ感じています。7月に入社して、3ヶ月ごとに分けて取り組み内容を紹介したいと思います。

7月~9月:リモートワークでのスタートと初めての案件

リモートワークでのスタート!

リモートワークで、社員としての仕事がスタートしました。

いきなりのリモートでしたので、もちろん最初はチームとのコミュニケーションはどうなるのか不安がありましたが、バーチャルオフィスがあったし、Slack、Zoom、Figmaなどツールを使い、コミュニケーションで困ることは全くありませんでした。

対面より、デザインを共有している時に画面シェアするのは効率的だと思います。通勤時間も節約でき、プライベートのこともちゃんと出来ていました。

テレワーク

フレンドリーな環境で働こう!

入社日にチームと歓迎ランチに行きました。とても親切な皆さんの態度に気づき、フレンドリーな環境で働くのはよかったと思い、安心しました。私はチームと積極的にコミュニケーションをとることを目指しています。コミュニケーションの中には、冗談や雑談もまじった、活気がある雰囲気なので、仕事仲間に会えることが楽しみです。

 

最初の案件

7月〜9月は初めてBWの案件に入ったので、新しい事への挑戦を楽しみにしていました。最初は小さい案件に関わっており、figmaのレイアウトの基本的なまとめ方や、デザインの仕様の作成方法について丁寧に教えていただいて、ワクワクしながら作業をしていました。

WEBのUX/UIデザインについて経験不足でしたが、毎回とても丁寧にお答えくださってありがたかったです。デザインを上手く作れなくても、先輩に何度もやり方を教えて頂いた事、本当に感謝しています。先輩が作った案件のレビューに入っていたので、先輩が作ったものを見て「この場合はこうすればいいのか!」など、多くのことを吸収できました。

 

デザインレビュー会

自分が元々インテリアデザイナーなので、デザインの意図を説明する経験がありました。ただ、デジタルとインテリアデザインでは、説明で使う専門用語や話す流れも異なります。ですので、チームでのレビュー会に参加しながら、上司の説明を聞いて、学んでおりました。

10月~12月:中規模の案件と勉強会

中規模の案件

10月まで小さい案件に携わっておりましたが、10月から初めて中規模の案件をスタートしました。

UIデザインを作成する要望やそれ以外にクリエイティブなパーツも、デザインパーツのコーディングを作成する依頼もありました。

最初の頃はデザインとクリエイティブなパーツの作成が難しかったです。余白のずれがあったり、デザインに違和感があったり、ルールが揃っていないところが多々ありました。不足点について指摘を受けて、他社事例を見ながら自分で作ったデザインはなんで良くないのか分析いたしました。この分析とチームのアドバイスのおかげて、結果的に良いデザインを提出することが出来ました。

 

勉強会

入社初日から毎日読書会があり、一緒に学ぶ機会が多いです。デザイナーは、一人で勉強するより、チームで勉強資料を毎日読んで、分からないところについてディスカッションし、チームで勉強することは効率が良いとわかりました。勉強の内容は、主にMaterialDesignHuman Interface Guidelinesでした。BWには成長意欲の高い社員が集まっている印象を強く受けました。

MaterialDesign

デザイナー全員で集まる機会

年末は、デザインスプリントワークショップと忘年会も兼ねてオフィスにみんなで集まりました!ワークショップで、普段はUIデザイナーが対応しないデザインプロセスに携わって、とても面白かったです。チームで第一「共感」というデザインプロセスのステップと第二「課題定義」ステップを達成し、プロダクトの新しいアイデアを提出しました。ワークショップのおかげで、ユーザーの体験分析と運営の目的についてより深く考えることができ、大変勉強になりました。

1月~3月:年末年始と大きい案件への取り組み

年末年始

年末年始の休みの日が多く、ゆっくり休めました。ちゃんとリフレッシュができ、新しい大きい案件から2023年を始めました!

大きい案件が任せてもらった

そこから、段々大きく、パーツが多いデザインを任せて頂けるようになりました。

2月頃は慌て動いてしまった為ミスが多かったです。大きな問題にはならなかったのですが、この時ご指摘を受けられて本当に良かったです。

作成していたデザインは、新規ではなく、既存の大きいシステムの中のものでした。そのため、いくつかパーツを更新したら、大きい影響が出る可能性が高いです。一つだけのパーツを更新したい時に、全デザインシステムについて考えないといけないことがわかりました。その上、パーツの見た目だけではなく、運営面や開発側の工数とできることについても考えながら、案件を進行いたしました。この時は、ほぼ毎日開発側と相談していて、開発の作業について色々教えてくれました。デザインチーム内のコミュニケーションだけではなく、他の部署のメンバーと案件について確認などをあうることが多かったです。

失敗もしてしまったのですが、この3カ月は動きの面や社会人として多くの事を学びました

4月~6月:新たな案件とデザインシステムの整理

大きい案件を完了し、いくつか新しい案件を進行しました。

案件以外では、デザインシステムの整理にも関わっておりました。かなり大きいシステムですので、ルールの作成、コンポーネントの整理と更新をする必要があり、デザインシステムが生きている物みたいに毎月変わっていて、より良く、正確なものになっていきました。入社前に、デザインシステムに貢献したかったので、小さいパーツと画面を任せていただけて、大変嬉しかったです。

 

一年を振り返って

日本語が母国語ではない中で、コミュニケーションにおいてもMTGから納品までプロセスに携われる事ができて嬉しい気持ちと責任感でドキドキでした。

デザインの場面でも、入社時に比べるとかなりデザインの力がついたと感じています。

レビュー会でデザインを先輩に見て頂き、アドバイスを頂けることがやはり大きいからと思いました。

 

以上、入社1年目の振り返りでした。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。