はじめまして!デザイナーのホウです。社内では主にランディングページのデザインとコーディング、バナーのデザインなどを担当しております。
デザインの制作に入る前に、どしてもアイデアが思いつかない…頭の中に何も浮かばない…こういった経験がありますでしょうか?
今回は、デザインのアイデア出しに詰まった時、私がよく使う対策法を3点紹介したいと思います。
目次
1.参考のデザインを探す、見る
くまモンなどの有名デザインを手掛けた水野学さんは著書『センスは知識からはじまる』では、「センスは知識の集積」という観点を掲げました。私もまさにそう思いました。(ごく一部のモンスター人間を除いて)大体の人間は全く見たことがないものと、全く知識がないことから「アイデア」を出すのは至難の業だと思います。
デザインにおいても、脳に全くストックがない状態、もしくはストックがまだ少ない状態で制作に取り組むのは、ネタ切れやアイデア詰まりに陥りやすいです。
そんな時、「自分にはセンスがないなぁ」「デザインの才能がないぁ」とすぐ嘆いて落ち込むのではなく、とにかくまずデザインの参考をたくさん見るのは必要だと思います。アイデアに困る時、とりあえず同じもしくは似てるようなテーマのデザイン物をいっぱい探して、それらのデザイン物の制作上の共通点や傾向などを見つける。その「共通点」と「傾向」をある程度把握できましたら、自分の制作物に落とし込む。
このような流れで数をこなすと、脳内のストックがどんどん増えてきて、最終的にはすんなりとアイデア出しができるようになれます。制作をする時だけではなく、普段もいいなと思うデザイン、今後の参考になりそうなデザインを見かけた時、意識的にストックしておくのも大事だと思います。
■ よく使う参考サイト
①Pinterest
みんな大好きピンタレスト。使い勝手が良い、手軽に検索できる。バナーやチラシなど一枚ものの参考を探すのにとても便利です。
②Behance
Adobe社のサービス。良質なデザイン物が数多く載せています。日本のデザインだけではなく海外のデザインもたくさん見られます。ある程度規模感を持つデザインのプロジェクトを見るのにおすすめ。
③その他おすすめ
参考サイトについてもっと知りたい!という方は、こちらの記事にも色々詳しく載せているので、ぜひ覗いてみてください!
2.素材の力に頼る
制作系の仕事って「納期」という制約が存在する上で、同時進行でいくつかの案件をやるのもほとんどなので、全ての制作物に時間をかけて一からゆっくりアイデアを練るのはほぼ不可能です。
でも良いものを作りたい!妥協したくない!そんな時、短時間でより良いクオリティの制作物を作るためには、「素材」の力に頼るのも一策です。「素材を使うのは怠けものだ!」「デザイナーって全て一から自分で作るんじゃないの?」と思う人がいるかもしませんが(実は昔の私もその一員でした…)、実際デザインの世界に入ってみたら、全くそうではなく、素材はデザイナーにとって本当に必要不可欠なものだとわかりました。むしろ今の時代はいかに優れた素材を見つけてスムーズに自分の制作物に落とし込むのも、デザイナーにとっての必須スキルではないかと思うぐらいです。
素材の力に頼るのは、単に素材を「素材」として使うだけではなく、「参考」としても利用できます。特に有料素材サイトに掲載されている素材はクオリティーが高いものが多く、ちゃんとしたデザイン物としてもとても参考になります。1点目でおすすめした参考サイト以外も、実はよく素材サイトを使ってデザインの参考を探します。
■ よく使う素材サイト
①Adobe stock
②shutterstock
どちらも有料サービスですが素材の質も品揃えも良い。画像の閲覧とサンプルのダウンロードは無料会員でも可能なので、デザインの参考サイトとして使うのも良し。
3.アドバイスをもらう
もし参考もいっぱい見た、素材もいっぱい探した、それでも何も思い浮かばない時どすればいいですか?
1人でいぐら頑張っても限界がありますので、本当に行き詰まった時は、他人のアドバイスをもらいに行きましょう!やはり自分と違う人間なので、自分がどうしても思いつかないことをアドバイスしていただけるし、自分とは全く違う視点からのやり方も提案してくださるかもしれないし、より面白いアイデアや、意外な発見にも出会えます。
ブックウォーカーのデザインチームは、制作物を納品する前に必ず「デザインレビュー」を行い、メンバーはお互いの制作物をチェックしレビューを出します。完成した制作物を他のメンバーにレビューしてもらうだけではなく、制作がちょっと詰まった時も他のメンバーからアドバイスをもらえます。他のメンバーが作った作品を見るのもとてもいい参考になりますので、常に良い刺激を受けながら、仕事に取り組んでいます。
最後に
「デザインのアイデア出しに詰まった時の対策法」、いかがでしたでしょうか?
弊社は随時デザイナーを募集しておりますので、「ブックウォーカーでデザイナーとして働いてみたい」と感じてくださった方は、採用サイトからご応募お待ちしております!